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静岡市駒形通り【スーパーマルシェ青木】 惣菜コーナー家具製作工事レポート!
2025年10月20日
―未来×宇宙×農業をテーマに、食とデザインをつなぐ空間へ―
こんにちは!キヤマリフォームです。
静岡で長年愛されるスーパーマーケット「マルシェ青木」様。
このたび、惣菜コーナーの新規什器製作と柱サイン工事を、キヤマリフォームが施工をさせていただきました。
テーマは、なんと「未来 × 宇宙 × 農業」
このユニークで壮大なキーワードをどう店舗空間に落とし込むか――。
食を通じて未来を感じる、まったく新しい“マルシェの顔”を創る挑戦が始まりました。
■プロジェクトの始まり
惣菜コーナーは日々多くのお客様が立ち寄る、いわば「店舗の心臓部」。
新しい什器を設置するにあたって、
「来店した瞬間に目を引くこと」「食の温かみとテクノロジーの融合」をテーマに、
デザインコンセプトを練り上げました。
その中で象徴的な存在となったのが、惣菜コーナー中央に立つ一本の柱。
従来は空間の中に埋もれていたこの柱を、
大胆に“宇宙農業のシンボル”として再構築しました。
柱の色は明るく生命力を感じさせるオレンジ。
そしてその上には、未来を感じさせる**LEDネオンサイン「青木農園」**を設置。
赤く光るサインが放つ光は、まるで太陽エネルギーを象徴するよう。
農業が宇宙へと広がる時代――そんな想像をかき立てるような光のアートになりました。
Before:従来の惣菜コーナー

→ Work
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長年使用してきた設備で、老朽化や配線の露出が目立つ
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中心の柱はただの構造体で、空間の中に埋もれていた
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照明も均一で、“惣菜が主役”として映える演出が難しい状態
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カウンターは機能的ではあるが、デザイン的には無機質
➡全体的に“便利だけど印象に残らない空間”という課題がありました。
■コンセプトデザイン:未来×宇宙×農業
「未来」=シルバーやLEDの輝き、
「宇宙」=黒・グレー・光の軌跡、流線型のデザイン
「農業」=オレンジ・グリーン・生命力。
この3つの要素をどうひとつの空間に融合させるかが最大のテーマでした。
柱のオレンジは大地の温かみと太陽のエネルギーを、
赤のネオンは未来への生命循環を表現。
そして周囲に設けた新しいカウンター什器には、土の色と
宇宙船を思わせる流線形フォルムと直線的なLEDライン照明を組み合わせ、
“テクノロジーと自然の共存”を体現しました。
■施工の流れ ―職人の手で形づくる“光と質感”
工事は夜間を中心に進行。
まずは柱の下地補修からスタートしました。
既存の配線やアンカー跡をすべて整え、ボードを新設。
パテ処理でフラットに整えた後、発色を最大限に活かすための下塗り・中塗り・上塗りを重ねます。
サイン取り付け時は、光のムラを抑えるために背面へ反射プレートを仕込み、
内部配線はすべて見えないように設計。
赤い光がオレンジの壁面に柔らかく反射し、
店内のどこから見ても美しく浮かび上がるよう、
角度と照度をミリ単位で調整しました。


■LEDサイン「青木農園」が生む新しい存在感
LEDサインは特注製作。
フレームはアルミ、内部に高輝度チューブLEDを組み込み、
どの角度から見ても美しい輪郭を描きます。
このサインは単なる店名表示ではなく、
“マルシェ青木の未来宣言”とも言える存在。
「農業」という言葉を未来的に表現することで、
「伝統 × 進化」というお店の姿勢を象徴しています。
照明を落とした夜間には、まるで宇宙の中心に浮かぶ惑星のように輝き、
お客様の視線を惣菜コーナーへ自然と導きます。

■カウンター什器 ―宇宙船のような曲線と光の演出
惣菜コーナーの中央に設けられた新カウンターは、
“未来のマルシェ”を象徴するメインステージ。
デザインテーマは「流れる光」。
斜めに配置されたLEDラインが、
まるで軌道を描くように床面に反射します。
見る角度によって光のパターンが変化し、
お客様の動線に合わせて表情を変える仕掛けです。
素材にはマットグレーのメラミン化粧板と、木口を活かした積層合板の天板を使用。
無機質な質感と有機的な温もりが調和し、まさに“宇宙と大地の融合”を感じさせます。
現場施工風景:動画↓
スーパーマルシェ青木
■細部に宿る職人の美学
LEDラインを埋め込むために、パネル内部はミリ単位で精密加工。
電源ユニットや配線ルートも目立たないよう設計し、
メンテナンス性とデザイン性を両立させました。
さらに光の反射を最大限に引き立てるため、
床の素材と照明角度を実際に現場で調整。
光がタイルの模様に反射して“未来的な文様”を描くように仕上げました。
こうしたディテールの積み重ねが、
「惣菜コーナー」という日常的な空間を、
まるでアートギャラリーのような非日常へと変えています。
■完成後の空間 ―まるでSFのワンシーン
完成した惣菜コーナーに立つと、
まず目に飛び込んでくるのは赤く輝く「青木農園」のサイン。
その光がオレンジの壁面を照らし、
隣のカウンターのLEDラインと呼応するように輝きます。
照明を落とした夜の店内では、
光だけが静かに浮かび上がり、まるで宇宙船のブリッジのよう。
その中に陳列される惣菜たちは、どこか特別なものに感じられます。
日常の“買い物”を、少しだけ特別な体験に。
それがこの空間の狙いでした。

■キヤマリフォームの想い
今回のプロジェクトは、単なる店舗什器の製作ではありません。
「空間で物語を語る」――それが私たちキヤマリフォームの考えるリフォームの形です。
食を支える“農業”というテーマを、
“未来”や“宇宙”という言葉に昇華し、
そこに“デザイン”と“職人技”を掛け合わせる。
地域に根ざしたスーパーに、
未来を感じるアートのような空間を。
この融合こそ、私たちが最も得意とする提案型リフォームです。
■お客様の声と反響
施工後、マルシェ青木のスタッフの皆様からは
「売り場が一気に明るくなった!」
「通るお客様がみんな見上げてくれる!」
と嬉しいお言葉をいただきました。
お客様の中には「ここだけ別の世界みたい」と写真を撮る方も。
“地元スーパー”に、思わず足を止めたくなる光のデザイン。
それが、今回キヤマリフォームが生み出した新しい価値です。
■施工データ
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場所:静岡市内 マルシェ青木 惣菜コーナー
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テーマ:未来 × 宇宙 × 農業
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施工内容:柱サイン製作・設置、カウンター什器製作、照明計画、塗装仕上げ
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使用素材:
・特注LEDサイン(赤)
・メラミン化粧板(マットグレー)
・積層合板天板
・LEDライン照明(埋込型)
・オレンジ塗装(艶消し仕上げ)
■施工協力
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家具製作:ユメノワークス
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電気施工:殿村電気
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シート仕上げ:ベイスクラフト
- 設計:リブレ
■まとめ
未来を感じる光、宇宙の静寂を思わせる質感、
そして大地と命を象徴する色。
「マルシェ青木 惣菜コーナー」は、
“食とデザインが出会う場所”として新たに生まれ変わりました。
キヤマリフォームは、
空間づくりを通して人の心を動かすデザインを追求し続けます。
次の店舗デザインも、どうぞお楽しみに〜
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